AKM AK4490EQ搭載DAC基板を設計しました

AK4490EQを搭載したDAC基板です。

現在製造中ですが動作確認が取れ次第ガーバーファイル及びkicadのプロジェクトを公開します。

ガーバーファイルはスイッチサイエンスPCBで依頼できる形でzipファイルにまとめています。

表面処理や銅箔の厚み、金メッキなどご自由に選んで各自注文していただければと思います。

データの利用はすべて自己責任でお願いします。

2016年5月に発注した時にかかった料金は10枚で 2,469円(本体価格+発送手数料)でした。

並列につないで音質の向上を狙うもよし、複数人で分けるもよしです。

 

基本的に基盤の領布はありません

当たり前ですがスイッチサイエンスさんに発注しても部品はついてきません。

一応共立電子で全部そろうはずですがDigikeyをお勧めします。AK4490は半額程度で入手できます。

 

公開するファイルのライセンスについては後日公開するタイミングで細かく決めたいと思っていますが基本的にBSDを踏襲する形になると思います。

再配布や改造版の配布、基板の販売等は自由です。

ただし配布する場合は

  • データの出典
  • kicadプロジェクト(修正版、改造版の場合は変更後のもの)

をわかりやすい場所に制限なく公開してください。

名前等も回路の修正のため変更する必要があるなどであれば消しても構いません。

流石に名前だけ変えて販売というのはどうかと思いますが・・・・

 

このDACの特徴は

  • 小さい(5cm四方)
  • 出力ピンが直接出ている
  • ハードウェアモード(パラレルモード)非対応

です。

つまり制御するためにはマイコンが必要です。

そもそも私が4パラ以上を試すために設計したのでハードウェアモードで使うことを一切想定していません。

マイコンが使えない方、苦手な方用にアルディーノかMbed系の制御ソフトのサンプルを提供する予定があります。

こちらも基本的にサポートはありませんがなるべく多くの方が利用できるようにしたいと思いますので質問は歓迎します。

データシートの読み方がわからないという方は拙作のAK449x用レジスタ計算を参考にしていただければ比較的簡単に制御できるはずです。

また、アンプに入力するためには差動合成等が必要です。

 

サポートや質問に関してはあくまで最後まで付き合いきれない場合があるかもよ、という話です。

私自身、趣味でやっているため音質向上への意見やわかる範囲内での質問は歓迎します。

wikiのようなものが整備できればと思います。

 

初めての基板設計でしたがこのDACおよびオープンソースハードウェアという方法が自作デジタルオーディオの世界に少しでも良い影響を与えられることを祈ります。

最後になりましたが基板設計について様々なアドバイスを頂き快く最終チェックを引き受けていただいた@kkumaxさん、

とても使いやすいソフトをオープンソースで開発してくださっているkicad開発者の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

One thought to “AKM AK4490EQ搭載DAC基板を設計しました”

  1. Good morning, I am an Italian self-builder, for hobby I build tube and semiconductor audio electronics.
    I saw your project for the AK4490 dac, very nice and essential.
    Write that you can have the Gerber file.
    ガーバーファイルはスイッチサイエンスPCBで依頼できる形でzipファイルにまとめています。
    How can I get a copy of the Gerber file or the schematic?

    Thank you
    William Maioli

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